ホーム > お知らせ(活動報告) : 一覧展開

お知らせ

  • 今後の予定(Our Schedule)
  • 活動報告(Activity Report)
  • 全て展開
大学院(障害科学専攻)卒業生の村川美幸先生が日本リウマチ財団リウマチ専門職表彰を受賞しました!

 大学院(障害科学専攻)卒業生の村川美幸先生(山形大学医学部附属病院リハビリテーション部療法長)が日本リウマチ財団リウマチ専門職表彰を受賞しました。

 日本リウマチ財団リウマチ専門職表彰とは、リウマチ性疾患に関わるリウマチ専門職が継続的にリウマチ性疾患に対する医療・ケアの向上に大きく貢献した者を讃えるとともに、その功績を積極的に社会・国民に発信することを目的として、毎年、看護師、薬剤師、理学・作業療法士各1名表彰するものです。

< https://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/zaidan/senmonshokuhyosho.html >

 村川先生から、「大学院在学中に、関節リウマチについて研究を進めさせていただいたものが、今年の日本リウマチ財団リウマチ専門職表彰をいただき、東京で表彰を受けてきました。これも、先生からたくさんご指導いただいたおかげと感謝しております。」との連絡をいただきました。

 村川先生の今後ますますのご発展を祈念します。

杉澤 潤先生が日本心臓リハビリテーション学会優秀論文賞を受賞しました!

 陸上自衛隊仙台病院医官の杉澤 潤先生が2021年度日本心臓リハビリテーション学会優秀論文賞を受賞しました。対象論文は、International Journal of Cardiologyに掲載された下川名誉教授、上月教授らとの共同論文です。

 カルシウム拮抗薬内服中の冠攣縮性狭心症患者に対する運動療法の有効性を検討したランダム化比較試験で、3カ月の運動療法は、運動耐容能を向上させるものの、心筋血流量の変化には群間の有意差を認めないことを、世界で初めて明らかにしたものです。心臓リハビリテーションの冠攣縮性狭心症患者に対する有効性の機序解明に役立つ論文であるといえます。

 杉澤先生の今後ますますのご発展を祈念します。

Beneficial effects of exercise training on physical performance in patients with vasospastic angina.

Sugisawa J, Matsumoto Y, Takeuchi M, Suda A, Tsuchiya S, Ohyama K, Nishimiya K, Akizuki M, Sato K, Oura S, Ota H, Ikeda S, Shindo T, Kikuchi Y, Hao K, Shiroto T, Takahashi J, Miyata S, Sakata Y, Takase K, Kohzuki M, Shimokawa H.

Int J Cardiol. 2020 Dec 9:S0167-5273(20)34250-9. doi:10.1016/j.ijcard.2020.12.003. Online ahead of print. PMID: 33309635

幕張で開催された日本心臓リハビリテーション学会学術集会で多くの教室関係者が発表!

 6月19日(土)~20日(日)に幕張メッセでハイブリッド開催された第27回日本心臓リハビリテーション医学会学術集会で多くの教室員が発表しました。

 上月教授が、日本リハビリテーション医学会とのジョイントセッション「重複障害を持つ患者の心臓リハビリテーションを考える」、パネルディスカッション「回復期心臓リハビリテーションを考える」、日本循環器理学療法学会とのジョイントセッション「心臓リハビリテーションにおける理学療法の多様性」の3つの座長を担当しました。

 また、上月教授は連名で、会長特別企画「わが国発心臓リハビリテーションのエビデンス」で「CABG後の外来心リハの長期予後効果:J-REHAB CABG研究」(発表者:後藤葉一先生)、シンポジウム「基礎研究を心臓リハビリテーションのエビデンスに活かす」で「慢性腎不全ラットにおける運動の腎保護効果・心保護効果」(発表者:伊藤修先生)、日本高血圧学会とのジョイントセッション「高血圧・循環器病の一次・二次予防と心臓リハビリテーション」で「心腎連関から見た心臓リハビリテーションの効果」(発表者:伊藤修先生)、ポスターセッション「維持期リハビリ」で「コロナ禍による維持期心臓リハビリテーション教室の休止が参加者の健康行動および健康状態に与える影響」(発表者:河村孝幸先生)の4つを発表しました。

  5,000名以上の参加者があり、対面式の学術集会とかわらない盛況でした。

京都で開催された日本リハビリテーション医学会学術集会で多くの教室員が発表!

 6月10日(木)~13日(日)に京都でハイブリッド開催された第58回日本リハビリテーション医学会学術集会で多くの教室員が発表しました。

 上月教授が、特別講演「これからのリハビリテーション医学・医療:超高齢・重複障害社会にどう対応するか?」、教育講演「内部障害のリハビリテーション医学・医療の進歩」の2つの講演を行い、日本心臓リハビリテーション学会との合同シンポジウム「心疾患を合併症に有する患者の急性期~回復期~在宅リハビリテーション医療を考える」、日本内科学会との合同シンポジウム「拡大してきた内科とリハビリテーション科の接点」、日本腎臓リハビリテーション学会との合同シンポジウム「QOL向上を目指したCKD患者に対するリハビリテーション医療」、ランチョンセミナー「高血圧の治療(降圧薬と運動療法)を考える」 、教育講演「COVID-19:これまでにわかっていること、これからの対応」の5つの座長を担当しました。

 原田准教授が、日本病態栄養学会とのジョイントシンポジウム「病態別のリハビリテーション医学・医療における栄養管理」で、「2型糖尿病患者のリハビリテーション医療」の講演を行いました。

 また、一般口演では、伊藤修教授が、「5/6腎摘除慢性腎不全ラットにおける長期的運動の腎間質線維化因子での影響」、「5/6腎摘除慢性腎不全ラットにおける長期的運動の腎レニン・アンジオテンシン系への影響」、三浦平寛助教が「多発性肝嚢胞モデルラットに対する長期的運動とメトホルミンの効果」、吉田直記助手が「競泳における重心移動を伴った呼吸様式の解明と呼吸リハビリテーションへの応用」を、それぞれ上月教授らと連名で発表しました。

 5,000名以上の参加者があったとのことで、これまでの対面式の学術集会とかわらない盛況でした。

上月教授が熊本で開催された腎臓リハビリテーションセミナーで特別講演!

 5月25日(火)に熊本でハイブリッド開催された腎臓リハビリテーションセミナーで、上月教授が「腎臓リハビリテーションの実際と効果~より良いCKD治療のために~」と題するWEB講演を行いました。

 講演では、慢性腎臓病(CKD)とフレイル・サルコペニア、透析患者の運動療法の実際と効果、保存期CKD患者の運動療法の実際と効果、腎臓リハビリテーションガイドライン、喫煙に匹敵する運動不足の危険性、今後の展望などを、当教室や関連病院での研究成果も含めて紹介しました。多くの参加者があり大盛会でした。

 お招きいただき座長もつとめていただいた嶋田英敬先生(如水会嶋田病院理事長)、中嶋淑心先生(如水会嶋田病院腎臓内科)、山室 暁先生(如水会嶋田病院リハビリテーション室)、はじめ多くの関係者の皆様には大変お世話になりました。

上月教授が鹿児島で開催された腎とミネラル代謝研究会で特別講演!

 5月20日(木)に鹿児島でハイブリッド開催された第10回腎とミネラル代謝研究会で、上月教授が「腎臓リハビリテーション:その効果と最近の話題」と題するWEB講演を行いました。

 講演では、慢性腎臓病(CKD)の病態、腎臓リハビリテーションガイドライン、透析患者の運動療法の実際と効果、保存期CKD患者の運動療法の実際と効果、喫煙に匹敵する運動不足の危険性、今後の展望などを、当教室や関連病院での研究成果も含めて紹介しました。多くの参加者があり大盛会でした。お招きいただき座長もつとめていただいた井戸章雄先生(鹿児島大学大学院消化器疾患・生活習慣学教授)、大塚彰行先生(大塚クリニック院長)、吉嶺陽仁先生(鹿児島大学大学院消化器疾患・生活習慣学助教)、はじめ多くの関係者の皆様には大変お世話になりました。

上月教授が執筆した『名言で心と体を整える』(さくら舎)が夕刊フジ読書欄で紹介!

 5月14日(金)付の夕刊フジの読書欄「ベストセラー5分でわかる健康法」に上月教授が執筆した『名言で心と体を整える』(さくら舎)(229頁、1,500円)が紹介されました。フリーライターの田幸和歌子様の取材・記事によるものです。

 本書が、読者の皆さんのストレス解消に貢献する一助となることを期待します。

上月教授がWEB開催された日本透析医会春季研修セミナーで講演!

 4月28日(水)~5月31日(火)にWEB開催された日本透析医会春季研修セミナー「透析医療におけるCurrent Topics 2021」で、上月教授が「CKD透析患者のフレイルと腎臓リハビリテーションの効果」と題する講演を行いました。

 講演では、慢性腎臓病(CKD)の病態、腎臓リハビリテーションガイドライン、透析患者の運動療法の実際と効果、保存期CKD患者の運動療法の実際と効果、喫煙に匹敵する運動不足の危険性、今後の展望などを、当教室や関連病院での研究成果も含めて紹介しました。会長の秋澤忠男先生、研修委員会委員長の鈴木正司先生など、関係者の皆様に大変お世話になりました。

 本講演は昨年春に予定されていましたが、COVID-19の影響を受けて今年に延期されたものです。腎臓リハビリテーションが一層普及するきっかけとなることを期待します。

上月教授ら7人で執筆した著書『脳卒中・脳外傷者の自動車運転に関する指導指針』(新興医学出版社)が発売されました!

 上月教授ら7人で執筆した著書『脳卒中・脳外傷者の自動車運転に関する指導指針』(新興医学出版社)が発売されました。

 日本リハビリテーション医学会の「脳卒中・脳外傷者の自動車運転に関する指導指針策定委員会」として、まとめたものです。本書の出版にあたっては、委員の渡邉 修先生(東京慈恵会医科大学教授)、佐伯 覚先生(産業医科大学教授)、武原 格先生(東京都リハビリテーション病院部長)、加藤徳明先生(産業医科大学講師)、一杉正仁先生(滋賀医科大学教授)、川合謙介先生(自治医科大学教授)、など関係者の皆様に大変お世話になりました。

 本書は、脳卒中・脳外傷者の自動車運転再開をどのように進めるか、その手続きや必要な評価についてわかりやすく解説したものです。医療職、行政職、教習所関連職及び当事者、家族共通の手引書として広く利用されることを期待します。

以下、出版社の広告からです。

脳卒中・脳外傷者の安全な運転再開、社会参加をを目指して!

運動指導にあたる関連職と患者家族共通のバイブル!

 道路交通法などのわが国の法制度や国内外のこれまでの研究報告から、

 脳卒中・脳外傷者の自動車運転再開をどのように進めるか、

 その手続きや必要な評価について、わかりやすく解説した。

 脳卒中・脳外傷者の運転再開の明確な基準が設けられていない中、

 リハビリテーション医学会専門医が運動指導にあたる医療職、行政職、教習所 関連職、

 当事者、家族共通の手引き書となるようまとめた待望の1冊。

障害科学大学院卒業生の新國先生、上月教授らの論文がBMC Pulmonary Medicineに掲載されました!

 障害科学大学院卒業生で東北大学病院リハビリテーション部理学療法士の新國悦弘先生、上月教授らの論文がBMC Pulmonary Medicineに掲載されました。

 本研究は2013年~2018年までに東北大学病院で脳死肺移植を受けた患者の身体機能と移植前のサルコペニアとの関連を検討した研究で、移植後36カ月以内にサルコペニア群は非サルコペニア群と同程度まで身体機能が向上し、死亡率にも差異がないことを示しました。移植前サルコペニアが存在しても、移植後の長期にわたる積極的なリハビリテーションを行うことが重要であり、それが身体機能の著明な向上や生命予後改善効果につながることを示唆した重要な論文です。是非、ご一読ください。

Recovery of physical function in lung transplant recipients with sarcopenia.

Nikkuni E, Hirama T, Hayasaka K, Kumata S, Kotan S, Watanabe Y, Oishi H, Niikawa H, Kohzuki M, Okada Y.

BMC Pulm Med. 2021 Apr 16;21(1):124. doi: 10.1186/s12890-021-01442-5.

上月教授の著書『1つのポーズで徒歩53分の負荷「東北大式」腎機能改善トレーニング』(PHP研究所)が2021年3月25日に発売されました!

 上月教授の新著『1つのポーズで徒歩53分の負荷「東北大式」腎機能改善トレーニング』(PHP研究所)が2021年3月25日に発売されました。

 本書の出版にあたっては、PHP研究所の加藤知里様に大変お世話になりました。

 本書が、新型コロナウイルス感染症のためにステイホームしている慢性腎臓病の方々が少しでも元気になられることきっかけになることを切に願います。

 以下、出版社の広告からです。

腎臓は、肝臓と並ぶ「沈黙の臓器」と呼ばれ、状態が悪化してからでないと自覚症状が出てきません。むくみ、だるさ、尿量の減少といった症状が出る頃には、慢性腎臓病はかなり進んでいるため、健康診断などで腎機能の低下が見られ始めたら、自覚症状が出る前からしっかりと腎臓を守る生活を始めることが重要です。

腎機能が低下を始めても、初期の段階であれば慢性腎臓病への移行を防ぐことも、腎臓の健康を取り戻すことも可能です。

そのための大きな鍵となるのが「運動療法」です。

かつて腎臓病は安静第一で、運動などはもってのほかとされていましたが、現在はガラリと考え方が変わっており、運動のもつ腎機能へのよい効果が多くの研究で証明されています。

その運動効果を最大限に取り入れたプログラムが、「東北大式」腎臓リハビリテーションです。

「東北大式」腎臓リハビリテーションは、私たちの長年の研究成果に基づいて構築した慢性腎臓病患者さんのための療法です。中心となっているのが「腎臓リハビリ運動」です。その成果は臨床の場でも証明されており、初期段階の方はもちろん、人工透析を受けている方に対しても、驚くほどの効果を上げています。

本書では、この腎臓リハビリ運動を「東北大式」腎機能改善トレーニングとして紹介し、リハビリ運動のやり方を中心として、慢性腎臓病の基礎知識、生活習慣で気をつけるべき点などをまとめています。

腎臓の機能が落ちていると言われることはショックでしょう。その先への不安も覚えることと思います。けれども腎臓リハビリ運動を習慣にすることで、腎機能の低下に歯止めをかけ、進行の抑制や機能の改善につながっていきます。

リハビリ運動は、むずかしいものでもつらいものでもありません。食事や生活習慣を見直すとともに、腎機能の回復に効果を発揮してくれるリハビリ運動を、ぜひ日常の習慣にしてください。  (「はじめに」より)

教室に3名の医師が加わりました!

 4月1日より教室に2名の医員が加わり、また大学院生1名が研修先より戻りました。お名前は以下のとおりです。

 初心を忘れずに日々研鑚を積み、大きな成果を上げられることを期待します。

◆ 医員2名:安達 理、小畑景祐

◆ 大学院医科学博士課程1名:高橋 諒

佐藤聡見さん、上月教授らの論文がJournal of Cardiologyにオンライン掲載され、東北大学ホームページよりプレスリリースされました!

 昨年度博士後期課程を修了した佐藤聡見さん、上月教授らの論文がJournal of Cardiologyにオンライン掲載され1)、東北大学ホームページよりプレスリリースされました! 本研究は、急性心筋梗塞患者における日常生活上の身体活動量と腎機能変化との関係を検証したものです。本研究結果から、急性心筋梗塞発症後6ヵ月間において身体活動量(実測の歩数を用いて評価)を高く保つことが腎機能の維持および改善に影響することが明らかとなりました。そして、その影響は慢性腎臓病を合併する患者のみならず、非合併の患者においても認められることが世界で初めて明らかになりました。

 佐藤さんと上月教授らは2019年に急性心筋梗塞発症後3ヵ月間の身体活動量が腎機能の変化に正の影響を与えることを世界で初めて報告しました2)。今回の研究はその追跡研究であり、新たに多施設共同研究として調査期間を延長した検証を行い、身体活動量が腎機能の保護に与える影響のエビデンスを補填しました。

本研究の結果により、急性心筋梗塞患者の腎機能を保護するための方策として身体活動量管理の臨床的意義が明らかとなり、本論文は急性心筋梗塞患者の再発予防や生命予後改善に寄与するものと思われます。この研究成果は、2021年3月22日にJournal of Cardiology(電子版)にオンライン掲載されました。

【東北大学】

http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/04/press20210401-02-walk.html

【医学系研究科】

https://www.med.tohoku.ac.jp/news/4647.html

【東北大学病院】

論文へのリンク

1) 今回の論文:

Title: Association between physical activity and changes in renal function in patients after acute myocardial infarction: A dual-center prospective study

Authors: Toshimi Sato, Masahiro Kohzuki, Masahiro Ono, Mitsuru Muto, Taku Osugi, Keiichi Kawamura, Wakako Naganuma, Masayuki Sato, Motofumi Tsuchikawa, Namiko Shishito, Toshiya Komaki, Kana Miyazawa

https://www.clinicalkey.jp/#!/content/journal/1-s2.0-S0914508721000629

2) 先行研究: 

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0212100

研究科ではFacebook、Twitterにも掲載されました。

歩いて腎臓を守る 退院後の自主的な歩数管理がカギ

心筋梗塞発症後の 身体活動量を高く保つ ことは 腎機能低下 を 抑制する

2021年4月1日 14:00 | プレスリリース , メディア掲載 , 受賞・成果等 , 研究成果

【研究のポイント】

●急性心筋梗塞注1を発症すると腎機能が低下しやすく、腎機能の低下は急性心筋梗塞患者の生存率の悪化につながる。

●急性心筋梗塞患者の腎機能を維持・改善する治療法の確立は非常に重要な課題である。

●急性心筋梗塞発症後の身体活動量を高く保つことは、慢性腎臓病注2合併の有無に関わらず、腎機能低下の抑制につながる。

【研究概要】

急性心筋梗塞等の虚血性心疾患を発症すると、腎機能が低下しやすい上に、急性心筋梗塞患者が腎機能障害を併存すると、その後の総死亡率や心血管に関連する死亡が増加することが報告されています。

東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野の大学院生佐藤聡見(研究当時)と上月正博教授らのグループは、急性心筋梗塞患者において、発症後の運動量(身体活動量)を高く保つことが腎機能低下の抑制につながることを明らかにしました。

これまで当研究グループは急性心筋梗塞患者において、発症後の身体活動量を高く保つことが腎機能低下の抑制につながることを報告してきました。今回の報告では調査規模を拡大し、多施設共同研究により発症後6ヵ月間の縦断的な調査を実施し、急性心筋梗塞発症後の身体活動量を高く保つことは、慢性腎臓病合併、非合併に関わらず、腎機能低下の抑制につながることを明らかにしました。

これにより、急性心筋梗塞患者の身体活動量管理が重要な合併疾患である慢性腎臓病の進行抑制や発症予防に寄与する可能性が示唆され、再発の予防や生存率の改善につながることが期待されます。

この研究成果は、2021 年3月22日にJournal of Cardiology 誌(電子版)にオンライン掲載されました。

Association between physical activity and changes in renal function in patients after acute myocardial infarction: A dual-center prospective study

Toshimi Sato, Masahiro Kohzuki, Masahiro Ono, Mitsuru Muto, Taku Osugi, Keiichi Kawamura, Wakako Naganuma, Masayuki Sato, Motofumi Tsuchikawa, Namiko Shishito, Toshiya Komaki, Kana Miyazawa

Journal of Cardiology 誌(電子版)

DOI: 10.1016/j.jjcc.2021.03.007

大学院生の仇 嘉禾さんの日本腎臓リハビリテーション学会学術集会YIA会長賞受賞の記事が東北大学医学系研究科ホームページに掲載されました!

 3月20日(土)~21日(日)にWEB開催された第11回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会のYoung Investigator Award (YIA) セッションでYIA会長賞を受賞した障害科学博士課程大学院生である仇 嘉禾さんの記事が東北大学医学系研究科ホームページに掲載されました。

< https://www.med.tohoku.ac.jp/news/4648.html >

 仇さんの今後ますますの活躍が期待されます。

宮城県の『脱メタボ!みやぎ 健康3.15.0( サ イ コ ー )宣言』に上月教授の講演がアップされました!

 3月29日(月)に宮城県の『脱メタボ!みやぎ 健康3.15.0( サ イ コ ー )宣言』に上月教授の講演がアップされました< https://kenko-3150.jp/ >。

 上月教授は、宮城県の今回のキャンペーンのキャッチコピーになっている3.15.0(サイコー)の15の部分に込められた「歩こうあと15分」にスポットを当て、運動とメタボの関係、宮城県民の1日の歩数が少ない要因、運動療法の効果と運動不足の弊害、上月先生が日頃行っている運動法(みやぎウォーキングアプリの利用、短時間や空き時間で出来る運動法など)、などを紹介しました。

 宮城県内で運動習慣者が増加し、一日歩数が増加して、メタボの割合が減ることを期待します。

上月教授が和歌山で開催された日本リハビリテーション医学会近畿地方会で講演!

 3月28日(日)に和歌山でハイブリッド開催された日本リハビリテーション医学会近畿地方会で、上月教授が「これからのリハビリテーション医学・医療:超高齢・重複障害社会にどう対応するか」と題するWEB講演を行いました。

 講演では、厚生労働省全国在宅障害児・者等実態調査における内部障害者・重複障害者の急増、内部障害の定義、内部障害のリハビリテーション、重複障害の定義、重複障害リハビリテーションの定義とメリット・デメリット・課題、身心ことばセラピー、今後の展望などを、当教室や関連病院での研究成果も含めて紹介しました。

 220名を超える参加者があり大盛会でした。座長の久保俊一先生(日本リハビリテーション医学会理事長)、会長の三上幸夫先生(和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座准教授)、田島文博先生(和歌山県立医科大学リハビリテーション医学講座教授)、はじめ多くの関係者の皆様には大変お世話になりました。

上月教授が東京で開催された日本医師会運動・健康スポーツ医学委員会で講演!

 3月26日(金)に東京で開催された日本医師会運動・健康スポーツ医学委員会で、上月教授が仙台からWeb参加し、「慢性腎臓病(CKD)に対する運動療法~腎臓リハビリテーションの実際と効果~」と題する講演を行いました。講演では、慢性腎臓病(CKD)の病態、心腎連関のリハビリテーション、腎臓リハビリテーションガイドライン、透析患者の運動療法の実際と効果、保存期CKD患者の運動療法の実際と効果、喫煙に匹敵する運動不足の危険性、今後の展望などを、当教室や関連病院での研究成果も含めて紹介しました。

 お招きいただき座長もつとめていただいた羽鳥 裕先生(日本医師会常任理事)、津下一代先生(女子栄養大学特任教授)、はじめ多くの関係者の皆様には大変お世話になりました。

上月教授の新著「血管をよみがえらせる 長生き体操」(マキノ出版)が2021年3月26日に発売されました!

 上月教授の新著「血管をよみがえらせる 長生き体操」(マキノ出版)が2021年3月26日に発売されました。

 本書の出版にあたっては、マキノ出版の廣瀬圭太様、五十畑様に大変お世話になりました。

 本書が、新型コロナウイルス感染症のためにステイホームしている慢性腎臓病の方々が少しでも元気になられることきっかけになることを切に願います。

 以下、出版社からのコメントです。

 かつては、心血管病や腎臓病、呼吸器障害になったら「安静第一」「運動は禁忌」が常識でした。

 しかし、近年、国内外の医学研究においては、「安静は害である」「病気になっても運動をせよ」が新常識となっています。

 本書が提唱する「長生き体操」は、この運動療法の変化と医学研究の最新のエビデンス(医学的根拠)に基づき、東北大のリハビリ名医が勧めている運動プログラムです。

 「長生き体操」は、決してハードな運動ではありません。高齢者や体力に自信がないかたでも自宅で行える、手軽な運動ばかりです。

それでも、長生き体操を続ければ血管をよみがえらせることができ、病気になってしまったかたが、病気になる前よりも元気になることが可能になります。

「長生き体操で7%台だったヘモグロビンA1cが5%台になり、高血圧も正常化した」

「認知機能が低下し、ミミズ文字しか書けない状態になるも、長生き体操で数カ月後にはしっかりと文字が書けるようになり、認知機能テストの点数もアップした」

「COPD(慢性閉塞性肺疾患)を発症するも、長生き体操で呼吸が楽になり、血中の酸素飽和度が上昇。酸素吸入の治療を回避できている」

 などの喜びの声は、本書で詳しく掲載!

 コロナ禍で満足に通院やリハビリを行えないかた、将来の病気を心配されているかたにお勧めの一冊です!

令和2年度学位記授与式が行われました!

 3月25日(木)に令和2年度東北大学大学院学位記授与式が執り行われました。新型コロナウイルス感染に備えて、代表者のみに出席のため、恒例の教室壮行会は中止となりました。当教室では大学院課程修了者6名に博士号、1名に修士号が授与されました。

 内訳は、馬 芸旋さん、章 穏さん、笹本雄一朗さん、佐藤聡見さん、佐藤陽一さん、今野なおさん、に障害科学博士号が、小林武史さんに障害科学修士号が授与されました。

 馬 芸旋さんは北京体育大学・講師、章 穏さんは天津医科大学・助教、笹本雄一朗さんは太田西ノ内病院、佐藤聡見さんは総合南東北総合病院、佐藤陽一さんは新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院、今野なおさんは慶應義塾大学病院、小林武史さんは東北医科薬科大学病院に勤務することになりました。

 今回修了される方々の今後のさらなるご活躍を教室員一同心から祈っています。

第1回国際腎臓リハビリテーション学会学術集会(The 1st Scientific Meeting of International Society of Renal Rehabilitation; ISRR)を開催しました!

 3月21日(日)に第1回国際腎臓リハビリテーション学会学術集会(The 1st Scientific Meeting of International Society of Renal Rehabilitation; ISRR)をWEB開催しました。国際腎臓リハビリテーション学会(ISRR)は上月教授が理事長を務める腎臓リハビリテーションに関する世界で初めての公式な国際学会です。学術集会では上月理事長をはじめとして、世界の腎臓リハビリテーションのリーダーから基調講演を行っていただきました。講演者名と講演名を列挙します。

 国際腎臓リハビリテーション学会学術集会を契機に、腎臓リハビリテーションの重要性が広く認知され、世界に腎臓リハビリテーションが普及することを期待します。

 なお、第11回日本腎臓リハビリテーション学会学術集会参加者であれば、4月30日までオンデマンド配信可能(無料)ですので、奮ってご参加ください。

Live 14:00―16:00 (5:007:00 GMT),  March 21, 2021.

On Demand March 29―April 30

Chair:Masahiro Kohzuki(Tohoku University, Japan)

1Renal rehabilitation and Japanese Society of Renal Rehabilitation

Masahiro Kohzuki(Tohoku University, Japan)

2Electrical stimulation in hemodialysis patients

Petr Dobsak(St. Anne’s Faculty Hospital and Masaryk University of Brno,

Czech Republic)

3Home-based, video supervised personal training program and its effects on muscle mitochondrial metabolism and physical endurance in CKD

Baback Roshanravan(University of California Davis, USA)

4SATISFACTION and renal rehabilitation

Jun Chul Kim(Chung-Ang University Hospital, Korea)

5Renal rehabilitation in China

YingChun MA(China Rehabilitation Research Center, BeiJing BoAi Hospital,

China)